Green Roomブログ

家族キャンプを通じて親が感じた子どもの良い変化とは

自然への興味・関心が高まった

shutterstock_16531051キャンプは山や森、川や湖のほとりなど、基本的に自然の中で過ごします。

テントを張ってその中で一晩過ごすことはもちろん、自然の中で身体を使って遊んだり、限られた用具や材料を使って料理をして食べたりすることは、普段、電子機器やゲームに囲まれて生活している子どもにとっては、大人以上に非日常性を強く感じられることでしょう。

ですから、もしかしたら初めてキャンプをする子どもは、便利な物に囲まれた日常とは違う自然の中で過ごすことに、最初は戸惑いや抵抗を感じるかもしれません。

しかし、子どもは本来、何もない所から遊びを生み出す天才です。

すぐに順応し、普段の生活では見ることのない生き物や植物に触れたり、満点の星空を見上げたりすることは、子どもにとって貴重な体験になります。

テレビや本で見て得た知識と、実物に触れて知ることとは全く別物です。

肌で直に感じることは、更なる興味や関心を引き出します。

そして、そのような経験を繰り返すことによって、子どもは成長していきます。

非日常体験を通し、好奇心旺盛になった

shutterstock_194974961子どもが自然の中で体験する非日常のできごとは、様々な感動を生み、新たな好奇心を呼び覚まします。

ですから、ただ体験しただけで終わらないように、周りの大人たちは次への足掛かりを作ってあげるようにしましょう。

その時、全てお膳立てするのではなく、きっかけを作ってやるだけに止めることが大事です。

子ども自身が自分で考え、自力でやり遂げることによって、自ずと自分のできることを周りから探すようになります。

また、キャンプ生活をする中では、子どもにも可能な範囲で役割を持たせるようにすると良いでしょう。

例えば、テントを張る時や料理をする時、大人だけでやってしまわず、子どもにも簡単なお手伝いをさせるようにします。

普段、なかなか家の手伝いしたがらない子どもでも、大人と同じ様に役割と責任を持たせてやると、キャンプという場ではすんなりと手伝いをするものです。

最初はなかなかうまくできないことでも、悪戦苦闘しながらも自分の力でやり切ることができれば、それが自信に繋がり、日常生活に戻った時にもその経験が役に立ちます。

料理への興味を持つようになった

shutterstock_158536403自然の中で、家族や仲間と一緒に食べる料理は格別です。

普段食べているのと同じ食材や料理であっても、シチュエーションが違えば味も美味しく感じられるものです。

キャンプでは積極的に子どもを料理に参加させるようにしましょう。

特に、普段でき上がった料理しか見ていない子どもは、食材を洗ったり切ったりするだけで食材に興味を持ちます。

そして、調理に参加しながらのその過程を見ていくことによって「おいしそう」と感じるようになります。

ですから、好き嫌いのある子の場合、一緒に料理しただけで食べられるようになることもあるのです。

最初は子どもでも簡単に作れるキャンプレシピと言えばバーベキューやカレーですが、バーベキューソースを作ったり、野菜を切ったりすることからさせてみると良いでしょう。

子どもの年齢に合う形で「自分で料理した」と感じさせてあげることが大事です。

そうすれば、料理に興味を持ち、より難しいことも自分から進んでやるようになります。