Campingcarフォトアルバム

2022年8月|旅程は天気に合わせて自在に変更!7色のアーチで締め括る家族旅|東京都 T.K様

■ ご利用者様 : 東京都 T.K様
■ ご利用時期 : 2022年8月 (6泊7日)
■ ご利用車両 : エディ・リバティ1号車
■ ご利用人数 : 大人2名、子供1(計3名)
■ ご利用目的 : 観光・キャンプ・釣り
■ ご旅行方面 : 宮城、岩手、青森

《 フォトアルバム 》

【1日目】——————————————-

猛暑/晴れ。
東京の始発新幹線で、仙台へ、そして
岩沼駅より東北キャンピングカー(&釣り)の旅出発!

が、天気予報通り、東北の大部分には前線が張り出して豪雨警報など悪天候のニュースだらけ、
そして関東南からは台風が迫りくる、という目を覆いたくなるような旅行初日。

ずっと予定してきた、
仙台→酒田(山形)→本庄(秋田)→八幡平(岩手)→平泉→松島という旅程ルートだったが、
特に雨がひどそうな日本海ルートは避けることに決めて、大部分の予約をキャンセル。

とはいえ、別に東北に詳しいわけでもないので、その日暮らしの行き当たりばったり旅行に変更。
こんなゆるい旅は学生時代の海外バックパック旅行以来かもしれない。その時は1人だったけど、いまは妻と息子の家族3人だ。

まずは、まだ天気の良さそうな近くの松島にいって牡蠣でもたべてハゼでも釣ろう、と。

牡蠣串、牡蠣定食は絶品。
奥松島釣り具店でイソメ購入、目の前の東名運河のハゼを釣ったけど、釣り上げた後に逃して写真はなし。
今夜の宿は、松島から割と近くの、温泉つき道の駅「上品の郷」
息子は初めての車中泊、暑くてとても寝苦しかった。

🚙宿泊&入浴:宮城・石巻 道の駅 上品の郷 ♨️温泉付き
・お風呂が良かった、源泉掛け流しの湯。
・早々に食事処が閉まってしまっていたので、夜は併設のコンビニで買って車中食
・近くに居酒屋もあるようだった
・夜は暑いのでエアコンがマスト、makitaの充電式扇風機も大活躍。

【2日目】——————————————-

起床、猛暑/晴れ。

石巻は晴れているが、東北地方の天気予報は引き続き豪雨警報だらけ。
しかしながら雨雲レーダーをよくよくみていると、張り出した前線の合間の晴れ間が気になる、時間帯によってどこでどう雨雲が発生するのかはわからないけど、八戸と宮古の間あたりなんかはずっと晴れそうではないか。

ならばそのあたりめがけて出発だ!と、ひとまずそのあたりのエリアでいくつかのRVパーク、オートキャンプ場、などをチェック、三陸道を北上しながらそれぞれ空きを電話でチェック。

とはいえさすがお盆休み、、、キャンプ場はどこもかしこも満員。

唯一空いていたのが普代村・青の国RVパーク、聞いたことのない土地だが、とりもなおさず、普代村を目指す。
宮古で昼食、浜磯ラーメン(海藻たっぷりで肌と髪によさそう)、宮古の釣具屋さんで釣りエサを購入。

そして17:00ごろ普代村のRVパークにチェックイン。

目の前はビーチという絶景ポイント、晴れてるし、店のおかみさんはとってもナイスキャラだし、なんだかとても気に入った。
さっそくとなりの漁港をチェック、15cmくらいの小サバがいくらでも釣れる。日没まで釣り。
夜は宮古港”なあど”で購入した牡蠣で牡蠣鍋を堪能、さっき釣ったサバも焼いて食べる。美味いぞ。

🚙宿泊:岩手 普代浜 普代村・青の国 きらうみ海水浴場RVパーク
♨️入浴:近くの、国民宿舎 くろさき荘

【3日目】——————————————-

起床、雨。
夜明け前に、強い雨音で何度か目が覚める。
RVパークは川と海と山の真横、真前、真下ということもあってなんだか心配になり、隣の漁港にキャンピングカーごと移動

(テントだったらこう簡単にはいかない、キャンピングカーってなんてすごいのだ)
港湾内にて釣り開始、クジメ(アイナメ)、リュウグウハゼ、メバル、サバなど釣れて、食材は確保。気づいたらすっかり晴れている。
我が家が”晴れファミリー”の異名をとるのは伊達ではない。
“きらうみ”に戻ってほや焼きをマヨネーズで食べる、絶品。店のご主人(漁師さん)もとってもナイスキャラ。

次の目的地をさぐりつつ、天気図と雨雲レーダーとにらめっこ。内陸側はどこも豪雨リスク高し、ということでこのまま太平洋側を北上することに。

久慈にてあまちゃんゆかりのスポットをめぐる、リアス亭のうに弁当は完売済み。
八戸手前の種差海岸インフォメーションセンター駐車場にて車中泊決定。

🚙宿泊:青森 種差海岸インフォメーションセンター
♨️入浴:近くの、野馬の湯ラドン温泉(霊泉)

→久慈でウニ丼!あまちゃんの町
→普代村で買ったホタテを刺身と、バター焼き。朝釣った魚を刺身、唐揚げ、宮古の牛タンを車中で料理してたべた。とっても美味しい!とくにクジメの刺身は絶品。
→種差海岸、美しい芝生のビーチ 夕焼けが美しい
→お湯がとても気持ち良かった

【4日目】——————————————-

起床/曇り・晴れ

台風一過、前線も落ち着きはじめたので八戸道から内陸へ、東北道を南下
北上ICを降りて、近くのAEONにて前沢牛を入手、セール価格で軒並み半額に、安い。
夏油大橋を超え、秘湯・夏油温泉へ。まあまあ山奥、携帯の電波つながらない(Softbank)。
宿にはwi-fiもあるが、激遅で今時の画像や添付ファイルのあるメールはなにも受信できず。
この際、デジタルデトックスに最適!と潔く諦めるのが吉。

🚙宿泊:岩手 夏油温泉観光ホテル RVパーク
♨️入浴:夏油温泉/白猿の湯、新太郎の湯、ほか

→夏油温泉。まさに秘湯! 湯治客も受け入れる歴史深い貴重な温泉、透明だが効き目強し、今回の旅で一番の温泉かも。
→夕暮れになると、キャンピングカーの外には夥しい量の羽虫が、、、、車外での調理はあきらめて、車内で換気扇全開で焼肉。とくに問題はなし。
→前沢牛ハンバーグが絶品。

【5日目】——————————————-

起床/曇り〜雨。
昨夜の大量の羽虫は蚊取り線香(太巻き)とアルコールスプレーで全滅していた。
車外テーブルセットをきれいにしてカセットコンロでトーストとコーヒーの朝食、のち下山。

妻の田舎、前沢を訪問。のち中尊寺下の店にてわんこそばを堪能。
午後、中尊寺訪問時ここではじめてしっかり雨に遭遇するが、

松尾芭蕉が中尊寺で詠んだ当節の句、
「五月雨の 降り残してや 光堂」
なんだかこれと似たようなことか、
と、芭蕉の詩情を解した気分になって、前向きに気持ちを切り替える。
近くの道の駅にて最後の車中泊。

🚙宿泊:岩手 厳美渓 道の駅
♨️:悠久の湯 空いててゆったり、清潔

→前沢・平泉・中尊寺
→車中泊最終日なので、肉やお野菜など、残さないように、あるもので美味しく調理。ホイル焼きなど。チゲスープ

【6日目】——————————————-

起床/曇ときどき雨、のち虹。

厳美渓散策へ、空飛ぶ団子を体験。

我々の前の家族3人が団子3人前(団子3串入り)たのんで、お茶が3つついていた。

我々親子3人、そんなには食べきれないぞ、と思い団子1人前のみを注文、
険しい谷を挟んで70mくらい向こう岸の崖の上の団子屋から、団子入りの桶がひゅーーっと滑車をつたって飛んでくる。
届いた桶を覗いてみると団子1人前とお茶が3つ、なんと!
向こう岸から親父さんがこちらが何人連れなのかしっかりみているようなのだ、
ありがとう!と手をふると、向こう岸の親父さんもゆっくりと手を振りかえしてくれた。
3人で厳美渓をみわたす岩に腰下ろし、団子をかじりお茶をすする、なんていう美味さだろう。
おいしいのは、団子の味だけではなく、このお茶、この景色、そして親父さんの粋であたたかい心遣いとともに過ごした、この充実の時間そのものなんだと思う。
東北にきて本当によかった、と家族一同しみじみ感じる。

最終目的地である松島へ移動、最終日はホテルへチェックイン、久しぶりに畳の上で寝る予定だ。
事前に入念に航空写真で調べて、宿の目の前でハゼ釣りができそうなところ、という点でロケーション的に満点だった「海風土」にチェックイン、
すごく綺麗で素敵な宿で満足度高し。
息子と夕飯前ぎりぎりまで宿の目の前の防波堤でハゼ釣り。まだ季節が早いが、東京ではなかなかお目にかかれない大型サイズも釣れた、が、最終日だというのにあいにくの小雨が止まない。
夕暮れどきになってふと雨が止むと、松島の美しい風景に、頭からお尻まで完璧なアーチを地平線に描いた真半円の虹がかかった。あまりの強い輝きのため二重に滲む虹だ。
こんなに綺麗な虹をみたのはいつぶりだろうか。思い起こせば妻との婚前旅行ではじめてキャンピングカーの旅をしたアラスカでも最終日にもでも虹が出た、なんだか胸がいっぱいだ。
部屋の窓から眺めていた妻にもすぐ知らせた。七色のアーチはこの東北のすばらしい旅を締めくくる美しいまさにゴールゲートのようだった。ああ、松島や。

 

【7日目】——————————————-

起床/晴れ

荷物をまとめ松島から仙台へ、無事キャンピングカーを返却。
東北のみなさんのやさしい心にふれて、家族とともに一生忘れがたいような、とても素晴らしい6泊7日の旅だった、釣りも料理も夏の景色もドライブも、本当に楽しくて美味しくて美しかった。
我々のわがままにいつも優しく真摯に対応してくださり、付き合ってくださったミッションレンタルギアさんに心から感謝します。
今度またいつか、今回は諦めた日本海ルートで、酒田でのマダイ釣りからはじめるキャンピングカー(&釣り)東北周遊旅行へのリベンジを誓いつつ、帰路へ着いた。

 

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今回は、東京都からお越しのご家族様より、6泊7日の旅程でご利用頂きました。

T.K様には当初、昨年GWにご予約を頂いておりましたが、2度の緊急事態宣言発令により生憎延期となり、今回3回目の日程変更により漸く旅行を実現することができました。

旅程は、予め日本側ルートにて計画されて来られた様でしたが、生憎の雨天続きの為、潔く全てをキャンセルし三陸海岸側に切り替えて旅を進めることとされたとのこと、これはまさに”動く宿”キャンピングカーならではの強みでもあり、最大限に活かして頂きました。

ご家族は釣りも旅の楽しみでもあった為、天候の良い海岸を目指して移動、停泊。そして釣れた魚は夜の食材に。

ご自分で釣り上げた新鮮な魚を非日常空間で食す家族時間は、きっと格別なものだったと思います。

宿泊は温泉が併設又は近くにある道の駅やRVパークをうまく利用されていらっしゃいました。

特にくるま旅で非常に便利で手軽なのが、RVパークの利用で、電源が取れることで冷蔵庫等も家と同じようにサブバッテリー残量を気にすることなく過ごすことができます。

今回2日目で停泊された普代村きらうみに併設のRVパークは、昨年スタートしたばかりで新しく、海と川、近くには山もありロケーションがとても良い場所で、停泊にはお勧めなスポットです。

ご感想にも頂きました海鮮等を販売しているお店(きらうみ)はとても親切で気さくな漁師のご夫婦がいます。(私達もお気に入りの場所です。)

キャンピングカー5泊ともなると奥様はキッチンをフルに活用されてのダイニングでのご夕食、まるで自宅にいらっしゃるかの様な幸せな雰囲気です。

天気予報を見ながら、1日ごとに旅程を進めつつ、行く先々で出会った東北の方とのふれあいや美味しい食べ物、風景。

計画していなかったからこそ、初めて訪れて知る感動などもあったかと思います。

東北での長旅最終日は、ゆったり温泉宿での宿泊はとても賢明です。

運転等での疲れを温泉や美味しい食事でリフレッシュ&リセットして、帰路に着くことができます。

そして、この日も夕食直前まで宿近くの海での釣りをしていた処、7色の虹が掛かったという場面のお話を返却の際にお伺いし、とても感動させられました。

婚前旅行でアラスカでのキャンピングカー旅の時にお二人で見た虹🌈。

今回は、1週間の東北旅の締めくくりをご家族3人で見る虹🌈。きっと家族だけの思い出に刻まれる感慨深い瞬間だったかと思います。

3回の日程変更で実現し、フレキシブルに旅程を組み替えながら進められたキャンピングカーの旅。

家族だけのプライベート空間で非日常を味わいながらのたっぷり6泊7日は、夏の東北で充実した家族時間を満喫されたことと思います。

次回は、『日本海ルートで、酒田でのマダイ釣りからはじめるキャンピングカー(&釣り)東北周遊旅行へのリベンジ』と言うことで、是非実現させて頂きたいと思います。

お疲れの処、沢山の素敵なお写真と旅日記をご提供頂きまして誠に有難うございました!!

この度のご利用、誠に有難うございました。T.K様の又のご利用を心よりお待ちしております。

〜 ミッション・レンタルギア

(投稿No.22012)